公立中高一貫校

いよいよ愛知県も公立中高一貫校を作ります。

かなり出遅れた感は否めませんが、他の地区の失敗例をいかしていい方向に行ってほしいです。

愛知県は、公立中高一貫校に否定的な見解を持っていたようですが、昨今の私立人気に危機感を持ったようです。「公立王国」と呼ばれていた愛知県ですが、昨年は２５００人以上の公立高校の定員割れがあり、優秀な生徒の「青田買い」に動くことになりました。

関東地区では、何年も前から公立中高一貫校がスタートしていますが、最近は話題にもなりません。

愛知県も同様の道をたどらないことを祈ります。

今日も公立中高一貫校の塾向けのセミナーがあり、詳しいことを学んできましたが、従来から知っている内容とほぼ変わりませんでした。

おそらく初年度は、相当の志願者（記念受験も含め）になるかと思います。

３～５年過ぎると、最初のブームも落ち着き厳しい現状が表に出てくるかと思います。「適性検査」と言われていますが、おそらく中身は「学力検査」に近いかと思われます。

他県と違い「作文」がない分、余計に「学力検査」に近くなります。

面接も重要ポイントです。他県と違い、個人面接で一人当たり「１５分」

小学生で１５分は気の毒です。もちろんキューブでは面接練習も行います。高校入試では、私立高校推薦入試では面接は必須です。

公立中高一貫校については、詳しいほうかと思いますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。この教室で中高一貫校の模擬試験も可能です。

ある意味国私立中学校入試より、数年は難易度が上がるかもしれません。公立だから、私立とは違うからという考えは捨てたほうがいいです。このエリアでは「明和高校」がターゲットになるかと思いますが、高校から入学してくる明和高校合格する生徒の学力をお考え下さい。

 

令和5年11月28日